携帯電話の普及による携帯コンテンツの賑わい

今や急激な成長を見せる携帯コンテンツ

・月額○○円のダウンロード形式が主流
携帯電話のコンテンツは月いくら、という形態が主流です。2007年もより急成長、市場の拡大が期待されます。音楽ダウンロードはよく知られていますが、コミックのダウンロード、今や小説や待受け画面も大きな市場になりつつあります。

・携帯は1億台突破
2007年、ついに1億台を突破しました。ついにパソコンの普及率を大きく上回りました。日本では、1人1台の時代です。ですが、ここで注意しなければならない事は、「たくさん使っている人がいるから携帯ホームページだけでいい。」という考えです。

数字だけ見ると、とても魅力的ですが携帯のホームページだけで展開していくのは、とても難易度の高い媒体です。携帯電話で検索機能を使った事のある人はお分かりになると思いますが、上、下にしか移動できません。そして、1ページを見るのに時間がかかります。検索結果は1ページ5件程度ですが、その5件以上ページをめくる事が少ないのです。さらにはじめから用意されているau、docomo等のリンク集からコンテンツを見る方がほとんどです。そのリンク集も多くの企業参入により難易度が高くなってきています。

携帯電話単体ではなく、パソコンのホームページと連動させることが必要かと思われます。
最近よく見かける「○○○で検索を」と、テレビからホームページに誘導、ラジオから「○○○(ホームページタイトル)」で検索を。と色々な媒体からホームページに誘導をしています。様々な媒体を利用することでより効果を発揮するのがホームページです。ホームページ単体でも良いのですが、できれば複数のメディア、広告チラシ等からも連動させる事が必要になってくるのではないでしょうか。

・衝動買いが多い媒体です。
携帯電話の場合は、パソコンのホームページと違い衝動買いをする方が非常に多い事でも知られています。これは、パソコンと携帯電話でのユーザー層が違う事、そして、検索して他のホームページと比べるという事がほとんど無い事から起こる現象です。

・音楽配信、音楽ダウンロードの驚異的な市場発展
音楽は驚異的な伸びをみせています。店頭での音楽CDの売り上げは全国的に年々減少傾向にあります。パソコンでもそうですが、ホームページから好きな曲を視聴し、アルバムであれば好きな曲を選んで買う事ができます。これはありがたい機能ですし、普及したのは当然のような気もします。アルバムであればこの2〜4曲だけが欲しい。という場合もあるからです。

シングルCDであれば、購入せずに携帯電話やパソコンのホームページから視聴し、レンタルで済ませる。というスタイルが多くなってきています。

これからの携帯コンテンツの動向から目が離せません。私もホームページ制作の技術や知識を活かし、携帯コンテンツでも色々な事を試してみようと思っています。

 

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