徳島県でWEBデザイナーになりたい方へ

しっかり勉強をして、頑張れば大丈夫。

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華やかなイメージのデザイナーやグラフィックデザイナー、そしてWEBデザイナーになりたい。という方とても多いのではないでしょうか?大人気のデザイン業界ですが、徳島県では給料面でも勤務時間でもなかなか厳しいのではないでしょうか?東京や大都市であれば実力があればドンドン給料は上がっていきます。「お給料なんて関係ない。」、「私はデザインが好きなんです」という方、たくさんいらっしゃいますが・・・

デザイン系の専門学校等ではこれらの事は教えてくれないのでコラムに書いてみました。少しでも参考になれば幸いです。このお話を読んで大変そう・・・と、思う方にはデザイナーは向いていません。「大変でも頑張ります。」という気持ちで挑みましょう。

・WEBデザイナーやグラフィックデザイナーになるためのコツ
デザイナー募集に、よくあるのが 「実務経験2年以上」、「要実務経験者」 という記載です。

いくつか会社をまわって挫折する方がいらっしゃるかもしれません。
ここで、ポイントなのが実績は無くてもデザイン力があれば採用されるのです

まず、デザイン制作やホームページ制作のサンプルをいくつか面接時に持っていきましょう。これが無いと話になりません。面接にいってもまず受かりません。サンプルのホームページが1つだけ、では恐らく無理です。最低でもホームページをデザインし、コーディングを済ませたものを5つは制作しましょう。10程度あれば尚可。

そして、印刷した物をファイルに入れて持っていきましょう。
作ったホームページは、面接前にアドレスをメールで添付したりして、事前に見てもらいましょう。

印刷関係のデザインのお仕事に応募する場合も同じです。
自分が今までに作ったサンプルを、いくつかファイリングして持っていきましょう。WEBデザインも印刷媒体のデザインもそうですが、作ったデザインを見せた際に必ず説明をつけましょう。

「どうして、この色にしたのか。」
「どうして、この写真を使ったのか。」
「どうしてこのキャッチコピーにしたのか」等。

働くときもそうですが、デザインを分かりやすく説明することも必要になります。

ただ、なんとなくカッコイイから。綺麗に作りたかったから。ではちょっと厳しいです。

「ただ、なんとなく。」という答えは、例えば、商品をお店に買いにいった際、「この製品は、どこが他の商品と違っておすすめなんですか?」 と聞いたときに「ただ、なんとなくおすすめです。」と答えられるのと同じです。

しっかりとした説明がデザインには不可欠です。インパクトのあるデザインや、綺麗ならばOKという物も、もちろんありますが、基本的に説明をつけるクセをつけておきましょう。

注) サンプルの用意が出来、面接の電話をかけた時点で断られることがあると思いますが、それは気にしないでください。詳しくは言えませんがいろいろと理由があります。男の人は今必要ない、求人を出しているが実は採用の予定は無い、等。

サンプルを作る際のポイント
例えば、一般的な企業サイトを3つ、工場系のサイトを1つ、飲食店サイトを1つ、自分の得意なジャンル1〜3つ。作ってください。これらは、基本的なホームページ制作だと思いますので。

そのときにどうして、この配色にしたのか、どうしてこの写真にしたのか。
このレイアウトにしたのはどうしてなのか?説明をつけてください。

求人にあるホームページデザイン、イラスト、その他いろいろ出来る方募集について
求人にはホームページ制作できて、イラストの描ける方。
プログラムも出来ればなお良し。のような記載を見かけますが、これもあまり気にしないでください。

県外とわず、仕事柄、60人以上のデザイナーの方を見てきましたが、デザインをしてイラストを描いて、プログラムもできる、FLASH(フラッシュ)も、というような方は、まずいません。ある程度、使える位でOKだと思います。ホームページ制作が出来て絵やイラストが描ける方には、あまり会った事がありません。

大抵得意なジャンルは1つだけの方が多いです。
私の場合はデザイン、イラスト、FLASH(フラッシュ)、WEB(ウェブデザイン)、印刷媒体のデザイン、ポスターやチラシ制作等が出来ますが、簡単にできるようになったわけではありません。ですが、前向きに取組んでいけばそのうち1つ、2つとできるようになっていきます。

インターネットの普及により、徳島県だけで活動しようという消極的な考えではなく、全国に広く活動できるようになっています。私も割合としては、徳島県のお仕事よりも東京や関東をはじめ県外のお仕事が多いです。イラストのお仕事の場合は、ほぼ100%県外受注です。

パソコンやインターネットの普及が多い都心の方が、ホームページ制作に対する理解も多く、仕事をしたい方にもよいのではないでしょうか?デザインや能力を適正に判断してくれるのは、やはり日本でのデザインの本場、東京ということになります。

私の友人も何人か、東京や大阪のデザインや制作会社、雑誌社、印刷媒体の制作現場で活動しています。関東方面では、比較的余裕があるので新人教育にも力を入れてくれるようです。

そして、WEBをはじめデザインの世界は【完全実力社会】です。デザインが好きな事はもちろん「これは今まで作ったことがありません。」「制作した事がありません。」では通用しない事があります。

いろいろなデザインの本をひっくり返しても仕事を遂行させなければなりません。制作会社やデザイン会社に入ってビックリしないように基礎情報を「デザイン会社や制作会社で勤務するとき」を書いてみました。残念ながら普通の会社の常識は通用しません。根性、気合、体力、忍耐が必要(メイン)です。

しかし、楽しいデザインの世界は素敵です。私は、こんな楽しい仕事は他に無いと思っています。
デザインの世界は素晴らしいということは間違いありません。

・最後に注意点を少し
デザイナーになりたい場合、専門学校に通われると思います。私もそうでした。ですが、卒業生がデザイン会社に就職した、という実績が無い学校があります。そこはどうでしょうか?進学塾でも有名○○高に何名合格しました、と発表しています。ここを注意してください。

学校で習う場合、先生がデザインの仕事(現場)を経験していない場合が多々あります。

先生に知識はあっても現場で経験をしていないのです。私はこれはどうかと思います。ですから、まず専門学校に通う場合は実績を聞いてみてください。なんという名前のデザイン会社に何人受かったのか、そして今も続いているのか等。もし、教えてくれない場合は、教えられない理由があると思うのでどうかと思います。

ですが、1年でデザイナーがどんどん辞めてしまう所も多々あるので、そういったところの就職実績もどうかと思います。続いているのかどうかをよく確認してみてください。

私は、デザインに力を入れていて、やる気のある方がたくさんいる東京がいいと思います。安易に近いから大阪の専門学校へ、という方が、5年後もデザイナーをしているのをあまり見たことがありません。

徳島ではありませんが、専門学校を就職した卒業生が、学校の勉強について、「ここが良かった。」、「ここが嫌だった。もっとこうして欲しい。」ということを書いて発表する事になったそうです。すると、学校側がその文言をチェックし、「学校側にとって、良いことしか発表させないように手を加えられた。」という事もあるそうです。

少数だと思いますが、このような事が実際にあるそうですので、ご注意を。
あくまでも最終的には自分の判断になります。私は専門学校で勉強しましたが、学校での勉強は残念ながらほとんど役に立たなかったので、結局、独学でデザイン、ホームページ制作、FLASH、SEOを学び、雑誌編集やイラストレーターのお仕事、グラフィックデザイン会社、WEBデザイン・ホームページ制作会社を経て独立しました。

※デザイナーとオペレーター(印刷オペレーター)は全く別物です。
もしくはデザイナーになりたい方は、デザイナー募集とみるとすぐ飛びつきがちです。建築デザイン、設計デザイナー等、デザインと名がついても別物というものもたくさんあるので、その点も注意しておいてください。入った後に 「これは思っていたのと違う」 では済まされません。新卒採用は一度きりですから。

そして、「お給料」これも重要です。「お金は少なくてもデザインができればいい。」 このような方は、数年でこの業界を去っていきます。働き始めて2〜3年後、必ずぶつかる問題ですので、デザイナーを目指す前にどの位のお給料をもらえるのか、地方と東京等の大都市での差額をよくお調べ頂ければと思います。

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