ホームページ制作業務に転職をお考えの方へ

ホームページ制作はとても楽しく、やりがいのある仕事です。

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・やりがいのあるお仕事です
何か形になる物を制作し、人に見てもらえ評価される。これはデザイナーにとって一番嬉しい瞬間です。今まで、私もたくさんデザイナーを目指してきた方をみました。ですが、残念ながら県外、県内問わずかなりの確立でこの業界からはいなくなっていきました。早い方は1年未満。頑張っている方は、10年で続けたいがデザイン業務からは卒業していく方と様々です。

デザイン関連のお仕事をしていて転職するのはよいのですが、全く違う業種からの転職はおすすめしません。恐らく夢を描いてデザインの勉強をされていると思います。ですが、専門的職であるにもかかわらず基本的にお給料が少ないので生活をする上で厳しいものがあります。正社員であってもアルバイトの方とお給料が変わらない、むしろ時給制のアルバイト勤務のほうが高い場合が多々あります。デザインやホームページ制作業務にかかわったことの無い方から見ると理解できない業界だと思います。

・WEBデザイナーのお給料の目安
地方のお給料: 15〜18万円(能力に応じて昇給)
東京都等のお給料: 24〜26万円(能力に応じて昇給)
メインデザイナー(主要都市のみ): 月給30万円〜60万円前後
アルバイト時給: 800円〜1500円前後

WEBデザイナーの1日(簡単な制作スケジュール)

検索や本等で見かける1日のスケジュール
9:00〜 出社、メールチェック
9:15〜 ホームページ制作業務等
12:00〜13:00 休憩
13:00〜 ホームページ制作業務等
18:00 退社
実際によくある、1日のスケジュール
9:00〜 出社、メールチェック
9:15〜 ホームページ制作業務等
12:00〜13:00 休憩
13:00〜 ホームページ制作業務等
18:00〜 軽い食事
18:30〜

ホームページ制作業務等

20:00〜20:30 退社
(23:00位まで作業があることも多々)

グラフィックデザイナーの1日(雑誌や紙媒体のお仕事の場合)

検索や本等で見かける1日のスケジュール
9:00〜 出社、メールチェック
9:15〜 デザイン業務開始
12:00〜13:00 休憩
13:00〜 デザイン業務等
18:00 退社
実際によくある、1日のスケジュール(締め切り前)
9:00〜 出社、メールチェック
9:15〜 デザイン業務開始
12:00〜13:00 休憩
13:00〜 デザイン業務等
19:00〜
20:00
食事
20:00〜

デザイン業務等

21:30〜
21:45
小休憩
21:45〜
印刷の色校正、最終チェック等
23:30〜
翌1:00
退社(締め切り前は何日か
このスケジュールが続きます)

ホームページ制作業務は、広告チラシや雑誌等の紙のデザインよりは早く退社出来ます。紙媒体のデザイン制作業務の場合は、退社するのが翌日になることもしばしば。当然の事ながらデザインや制作業務のお仕事で残業代は出ません。(全てサービス残業です)

・ホームページ制作業務(1日平均:2〜3時間)/残業が多いときの1日の労働時間:12〜14時間
・システム、プログラム系業務(1日平均:4〜5時間)/残業が多いときの1日の労働時間:12〜18時間
・雑誌や紙媒体のお仕事(1日平均:3〜4時間)/残業が多いときの1日の労働時間:12〜15時間

※ここ数年で翌日迄働くという勤務は少なくなってきています。(雑誌系のお仕事やテレビ等マスコミ関連を除く)

一般的な会社の労働時間は1ヶ月180時間位だと思いますが、デザイン会社やホームページ制作会社で働きたい方は、労働時間が240〜300時間位あると思いますので、この労働条件に耐えれるように体力をつけておきましょう。体力と根性、これが一番必要です。風邪をひいても家で休み休み制作を続行したり、という事もあると思いますので健康管理にも気をつけましょう。

そして、毎日12時間以上働く事を想定しておくと面食らう事がないのでいいと思います。知人も雑誌系のお仕事を数人しているのですが、想像以上でびっくりしました。忙しい時期、1ヶ月毎日翌日まで働いたり。平均16時間労働だったそうです。お給料を聞いてさらにびっくりでした。時給にすると500円以下・・・

上記内容であっても転職、もしくは今働いている会社を辞めてもデザインをしたいかどうかをご判断頂ければと思います。転職してからこんなはずでは・・・ こんなに大変なの?なんて声をたくさん聞いたので記事にしてみました。何故か記事にしているブログやホームページが無かったので何かの役にたてるといいのですが。デザインが好きでも体力が無いと続きません。

それを思うと私の勤めたところは残業が無かったので非常に有難かったです。楽しいお仕事ではありますが、県内外問わず、制作スタッフ同士の仲が悪くなっている職場がよくあります。お仕事以外でも小さな事が積み重なって亀裂が入っていくので気をつけましょう。

 

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