こんなデザイン会社、ホームページ制作会社は要注意

デザイン業界を、一般的な企業と同じように考えてはいけません。

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・労働基準監督署対策をしているところ
これは、そんなに数はないと思いますが一例です。タイムカード方式をとっているところ。デザイン系のお仕事でタイムカードを起用している企業はほとんどありません。常に残業があり、残業代は出しませんからタイムカードの意味が無いのです。もし、就業規則の定時にタイムカードを押させ、それから残業になりますが、業務再開。という企業は要注意です。これは、労働基準監督署に調査された場合に使用されているのではないでしょうか。

普通に考えてありえない事が起こっているのがデザイン業界です。明らかにおかしい事ですが、気のいい方がデザイナーには多いので誰も意見を投げかけることはありません。

・勤務年数の少ない人ばかりの会社。
これは、設立して1〜5年位の会社であればありえますが、設立して5年以上になるにもかかわらず、新入社員のように勤務年数の少ない方が多いところは要注意です。デザインや制作会社は入れ替わりが多いことでも有名です。私の知人の雑誌社も編集者全員が一斉に辞めて、入れ変わってしまったところもあります。よく人が辞める会社は何か問題がありますのでおすすめは出来ません。例としてあげると、3年もいればもう古株という会社です。

・「残業がたくさんあります。大丈夫ですか?」と宣言されるところ。
この場合は、根性と体力があればなんとか続けられます。はじめに伝えてくれるだけ親切な制作会社です。デザイン業界で働いたことの無い方は、残業と言っても1〜2時間位を想像してしまいますが、そんな短時間残業ではありません。デザイン業界の残業は1日平均4〜5時間はあります。あるときは残業8時間もあります。1ヶ月80〜100時間位あるのではないでしょうか。当然の事ながら残業手当は出ません。

・営業絶対主義のところ。
営業というのは会社の売り上げを左右するお仕事です。ですが、営業の方が強すぎるところがしばしばあります。地方の方ではこの傾向が強いのでは無いでしょうか。デザイン側の意見が一切通らないところは要注意です。この場合は、かなりの負担が大きくのしかかってきます。実際に体験することもあると思います。

あまりに営業の力が強すぎ、歩みよりが出来ない場合は仕事、人間関係共に支障をきたします。デザイナーと営業の方のお給料には、かなり開きがありますので不満も募ります。

・来年はボーナスも給料があがるから頑張りましょう。というところ。
設立したての場合は、勢いにのってくればこのような事もあるでしょうが、このような事はデザイン業界ではありえません。県外の知人には10年以上、デザイン会社で働いるのにまだ、お給料が手取り20万円という方がゴロゴロいます。珍しい事ではありません。ボーナスやお給料があがるから頑張りましょう。という言葉で本当に上がった方のお話は聞いた事がありません。少しづつはあがっていきますが、そんなに期待してはいけません。

 

 

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